感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すむるとろん
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書評のため読み直し。原書の方をチラチラ参照しながらのせいか、薄っぺらい訳、勝手な追加台詞の陳腐さが目立った。客観的な視点の設定により異化を狙っているのだろうが、オリジナルのままならスウェーデン語のべトーニングとあいまって上演の際には激流のごとく感情が迸るであろうことを想像すると、殊に終盤のジュリーの長台詞の分割など、効果的な脚色とは到底言い難い。あまり評判の良くないシリーズだが、これをあたかもストリンドバリの戯曲のように売るのは大いなる誤解を招くのでは。2013/01/25
のほほんなかえるさん
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近代劇を代表する劇作家ストリンドベリの「令嬢ジュリー」のアレンジ作品。夢と現実の狭間でせめぎ合う男女の関係の戦い。2011/11/07
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