内容説明
修験僧円空にもふっと垣間みせる心の内があった。新資料と新しい切口により円空の息づかいを探り当てる。
目次
円空の和歌について（山の歌；花や草木の歌 ほか）
『飛州志』の円空（千光寺八世住職・栄仙；「其地神ヲ供養スルノミ」 ほか）
円空と庶民信仰（宇賀神について；宇賀弁才天について ほか）
円空と立木仏（立木仏とその全体風景；円空の立木仏 ほか）
対談 円空の原像に迫る―実証的研究を手がかりに
著者等紹介
池田勇次［イケダユウジ］
１９２６年、岐阜県生まれ。１９５１～８６年、県下小中学校勤務。早くより郷土が生んだ円空研究に取り組み、論文多数。現在、郡上円空学会、木地師学会各常任理事など
谷口知子［タニグチトモコ］
１９５１年、愛知県生まれ。１９７３～１９８５年、県下小中学校勤務。現在、家庭の主婦
池之端甚衛［イケノハタヤスモリ］
１９３６年、岐阜県生まれ。１９６０年、ＮＨＫ入社、１９９９年まで岐阜、名古屋、金沢、高山の各局に勤務。高山支局長を最後に退職。現在、日本鉱業史研究会、石川県郷土史学会各会員
牧野和春［マキノカズハル］
１９３３年、鳥取県生まれ。ジャーナリストを経て１９６８年、牧野出版設立、社長。桜・巨樹を中心テーマに日本人の心を追求。現在、惜水社社長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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