内容説明
三年前からタイのパタヤに暮らしている。中国までは陸続きだから、わざわざ高い飛行機に乗る必要はない。時間はかかるが、のんびり陸路で行ってみようか。とりあえず四川省の成都まで行けば、中国人向けの安いチベット鉄道ツアーがあるだろう。そんな安易な考えでガイドブックと資料、一週間分の着替えをザックに詰め込んで夜行バスでパタヤを出発した。
目次
1 タイからラオス経由、陸路で目指せ中国へ(中国ビザ取得―ジャーナリストはお断り;国境越えのバスは罰ゲーム? ほか)
2 パンダの故郷・成都で足止めの旅(怪しい旅行社で軟禁?;成都交通飯店にて ほか)
3 憧れの青海チベット鉄道はラサへの招待席(先が読めないアドベンチャー・ツアー;チベット料理にチャレンジ ほか)
4 首都・北京で世界遺産三昧の旅(東方晨光青年旅館で困ったこと;物乞いの達人 ほか)
5 桂林で覚醒の遊覧!(天才少年、桂林のちんぽ君;桂林駅の逆恨み男 ほか)
著者等紹介
高橋由紀雄[タカハシユキオ]
1957年東京生まれ。タイ・パタヤ在住。現在『Bangkok City Finder』に『タイの話』を連載中。『NOISE』に『だってここはタイだもーん!!』を連載中。恵庭市民文藝会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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