廃棄物サーマルリサイクルのすすめ―地球温暖化防止への提言

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434117534
  • NDC分類 519.7
  • Cコード C0036

内容説明

日本で1年間に排出される廃棄物(一般廃棄物と産業廃棄物)のうち代替燃料として使えるものの保有熱量を石油に換算すると、約1,935万トンになるという。この量は日本の1年間の石油消費量の7.7%に相当する。CO2による地球温暖化防止のためにも、また石油資源の節約のためにも、廃棄物をただ燃やしたり、埋め立てたりするのではなく、サーマルリサイクル(熱利用)をさらに積極的に推し進めるべきだ。

目次

第1章 地球温暖化問題の現状
第2章 各種代替燃料と各業界の省エネ努力
第3章 都市ごみ焼却場を広域化し、熱併給発電所に改良
第4章 一般の地域冷暖房およびごみ焼却の廃熱を利用した地域冷暖房
第5章 諸外国における地域暖房例
第6章 これまで実施されなかった2、3の例

著者等紹介

志垣政信[シガキマサノブ]
昭和21年日本大学工学部機械工学科卒業、同年株式会社タクマ入社設計課勤務、昭和42年技術士(衛生工学)第4714号取得、昭和51年株式会社タクマ取締役就任、平成2年株式会社タクマ技術本部長、技師長、株式会社田熊総合研究所社長を兼務専務取締役、後顧問を経て退社。受賞歴―昭和34年大阪府知事賞(発明表彰)、昭和39年発明協会賞(近畿地方賞)、昭和41年日本機械学会賞、昭和43年発明協会賞(近畿地方賞)、昭和44年発明協会賞(全国表彰)、昭和58年紫綬褒章、平成8年廃棄物学会賞(著作賞)。特許・実用新案取得数―特許121件、実用新案46件、出願中2件、外国特許7件(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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