内容説明
松下電器産業を定年退職した著者が少年時代から憧れていた旅に挑戦。未熟な英語力を度胸で補い、外国人のなかに一人混じって激流を下り、国内外の川や海にカヌーを浮かべる。なぜ定年後の熟年者が一人旅に挑戦するのか。現役サラリーマン時代に働いた時間と同じほどの自由時間を充実させるヒントを満載。
目次
第1章 筏ボートにしがみつき、コロラド川の激流を下る
第2章 南太平洋の珊瑚礁をカヌーで巡り、謎の神殿を探検
第3章 テムズ川の源流を探し、ロンドンまでカヌーを漕ぐ
第4章 雪の秘境に四二年前の取材写真の証人を尋ねて
第5章 ネットで発見、三八年前の学生と再会のドイツ自転車旅
第6章 マイカヌーとテントを担ぎ、ドナウなど六つの川を渡り漕ぐ
第7章 「八〇歳成人式」を目指す私の定年ライフ充実作戦
著者等紹介
藤井敏男[フジイトシオ]
1938年兵庫県生まれ。62年に大阪大学文学部を卒業。同年、松下電器産業に入社後、広報、企画渉外などを担当。広報部門では松下幸之助初め、広く社内外の要人に接する。渉外業務ではユニバーサルスタジオ・ジャパン、大阪オリンピック招致プロジェクトほかの企画段階で参画。平成10年(1998)に定年退職。現在も同社・秘書グループの非常勤嘱託を務める。51年からボーイスカウトに入り、大阪府池田市と交野市で延べ20年間ボーイスカウト隊長を務めた。95年から、ボーイスカウト大阪連盟の連盟長を委嘱された松下電器産業元社長の山下俊彦氏、同・谷井昭雄氏の秘書役。95年に当時の厚生省所管の「健康生きがいづくりアドバイザー」資格を取得し、大阪府健康生きがいづくり協議会の一員として活動。もろもろの地域活動、趣味活動の一方で、青春期の夢と記録を復活再現する「青春復活の一人旅」を実施してきた。9年間にわたる国内外7つの旅を中心とする体験談講演は学校、企業、地域集会で好評を博している。大阪府交野市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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