内容説明
デザインが社会を変える。第一次、第二次両大戦間期に、イギリス逓信省が主導したデザインの時代を豊富な資料を用いて活写する。
目次
第1章 広告、広報、プロパガンダとデザイン
第2章 逓信省の美化?―「外観改善キャンペーン」
第3章 逓信省の「投影」―視覚広報の発展
第4章 視覚文化のパトロネージ―CI、ポスター、ドキュメンタリー映画
第5章 「威信」広報のモダニズム
第6章 「拡販」広報のモダン・デザイン
第7章 コマーシャル・モダニズムという選択―一九三七年の再編
第8章 第二次世界大戦とイギリス政府のプロパガンダ
著者等紹介
菅靖子[スガヤスコ]
東京大学大学院博士課程満期退学。ロイヤル・カレッジ・オヴ・アート博士課程修了(Ph.D.)。埼玉大学助教授を経て、津田塾大学准教授。専攻、近現代イギリス史、デザイン史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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