内容説明
四人の哲人の足跡をじっくりと辿った後に生まれた新しい社会思想。
目次
1 ジャン・ポール・サルトル(フッサールとハイデガーからの影響;現象学的存在論の試み ほか)
2 吉本隆明(戦中(吉本十六歳~二十歳)の思想形成
戦後間もなくの思想的混迷と模索 ほか)
3 アマルティア・セン(ケネス・アローの「不可能性定理」に対する評価;パレート、厚生経済学、功利主義等 ほか)
4 永山則夫(生い立ち;獄中での勉強 ほか)
5 私の思想(私の認識論の立脚点―それでも原因はある;人間の本来的性 ほか)
著者等紹介
今村和男[イマムラカズオ]
1949年北海道室蘭市に生まれる。大学で哲学者、橘高倫一教授からカント哲学の講義を聞き多大な感銘を受けその著書を耽読した。卒業後も様々な職を転々としながら思索を続け現在に至る。英国留学の経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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