内容説明
主人公は凄惨な夫婦・親子関係と宿病を抱えて想像を絶する悲境を生き抜いた。昭和初期から敗戦前後の動乱期まで樺太出身者が初めて故郷を舞台に書き下ろした稀有なる作品。片肺に加え、心臓と肝臓を病む八十一歳の男が命がけで書いた、自叙伝的・長編小説。
著者等紹介
北原文雄[キタハラフミオ]
1926年樺太(現ロシヤ領サハリン)生まれ。業界紙(誌)記者を経て病気療養の後、フリーに。著書ほか青春小説多数あり。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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