内容説明
1999年8月。ちょうどそれは、文部科学大臣が国立大学の独立行政法人化着手を言明した時期だった。北海道教育大学の学長に就任した村山紀昭の闘いは、ここから始まる。教育界が注目する大改革を断行した8年間、北海道教育大学の舵取りを担った学長の記録。
目次
1 対談―北海道の教育と人づくりを求めて(尊敬のないところに教育はない;北海道における文化の可能性 ほか)
2 大学改革と学生へのメッセージ(再編と大学改革で目指したもの;大学教育へのチャレンジ ほか)
3 日本の教師教育への提言(二十一世紀の国際課題としての教育;日本における教師教育の課題 ほか)
4 北海道教育大学再編と法人化への歩み(試練の時代の中で;年頭挨拶等 ほか)
5 身辺のことなど(学生の質問に答えて;北大文学部創立五十周年に寄せて ほか)
著者等紹介
村山紀昭[ムラヤマノリアキ]
1943年北海道美深町に生まれる。1961年北海道大学文学部哲学科入学。1971年同大学院博士課程修了と同時に北海道教育大学札幌分校に勤務。1998年同分校主事。1999年北海道教育大学長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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