内容説明
本研究はドイツ語圏周縁部の３つの言語地域、すなわちスイス、ルクセンブルク、ティオンヴィル・シエルク地域における言語の階層構造について「言語の屋根」概念を手がかりとして分析を行ったものである。
目次
第１部 理論的展開（文法を記述するということ；「言語の屋根」と「屋根なし外部方言」；言語と言語文化）
第２部 個別事例の考察（スイスにおけるドイツ語；ルクセンブルクにおける言語状況；ロレーヌ地方における言語状況）
著者等紹介
田原憲和［タハラノリカズ］
１９７５年生まれ。１９９４年和歌山県立桐蔭高等学校卒業１９９８年獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業２００１年名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士前期課程修了２００６年大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程修了２００６年３月大阪市立大学大学院より博士（文学）の学位を取得。現在、大阪市立大学・三重大学非常勤講師、大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター研究員。専門は言語社会学、ドイツ語学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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