目次
1 先生の「こだわり」を捨てる(ジャ○ニカ学習帳に固執しない。;黒板によけいなものを貼らない。 ほか)
2 「授業」は先生の最大の武器(初心に帰ろう…「わかりやすい授業」を;百「聞」は一「見」に如かず! ほか)
3 先生必見!!「べからず」集(大声で怒鳴らない。;矢継ぎ早に、まわりくどい指示を出さない。 ほか)
4 「なぜ」から支援の手がかりを(「困った行動」なぜ?;障害を「わがまま」と混同しない。 ほか)
5 周りの子を育てる(「特別扱い」アレルギー―「あの子だけ、ずるーい!」…かな?;見守ってくれる級友 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rusie
2
ここに書かれていることは本当だと思う。子どもたちが分かりやすいように,しっかり勉強できるように手助けをするってことなのだろう,あえて困難なことをさせようとしていたのかもしれないが,それは意味のないことだったのかな。みんながそれぞれ違った手助けがほしいのだ。2010/03/09
じゃがたろう
1
図書館本。15年ほど前の作品だが、著者が言わんとしていることは現在にも通ずることであると感じた。むしろ15年経ってもまだインクルーシブ教育の概念が浸透しきっていないことは寂しくも感じる。ユーモアを交えながら具体的なエピソードが書かれており、わかりやすいと感じた。具体名は伏字になっているが、固有名詞が出てくるところも面白い。「妖怪シゲキラー」などの造語もユーモアがあり面白い。面白いだけではなく、的を得ている。2024/11/25
ほんのり
1
ADHDや自閉症の子供たちへの支援についてのヒントが分かりやすく書かれています。2014/06/14
ひっしー
1
いま接している子どもたちを思い浮かべ、再読。難しいことじゃなくて明日からできることを、意識してやっていくことが 大事!1人ひとりが活躍できる授業・学級につながる!ほんま見通し書いてあげるだけで落ち着きちがうもんねー( ^ω^ )2013/12/08
ふさたろう
1
それぞれの子に合わせた指導、実際に行動にうつすには多少の勇気がいることと思う。でも、是非行動にうつして欲しいものだと思う。先生とは、ともすれば子どもに取って価値の全てになる。その先生が「教科書の通り」と主張したら、自分の外にものさしを持つことになるだろう。先生が先生のものさしで、その子その子にあう寸法を測ってくれたら、子どもたちもきっと自分の中に自分のものさしを持つことができるだろう。押し付けられた価値観でなく。「少しずつ、やれることからやれば良い」きっと、何でもそうですね。2011/05/06