内容説明
「昭和元禄」の余韻が残る70年代前半の東京。巷には映画「ある愛の詩」のテーマ曲が流れ、名馬ハイセイコーが人々を熱狂させていた。…将来の糧となる何かを身に付け、確信のもてる誰かと出会い、故郷の九州で花を咲かせたいんだ…鹿児島から上京し大学を卒業、就職したばかりの山本健は、放蕩な生活に身をゆだねながらも、ついに茨城出身の美女・恵子と「略奪結婚」に至る―。
著者等紹介
中釜茂樹[ナカガマシゲキ]
鹿児島県出身。社会に進出後、電子業界の仕事に従事し1999年独立。設計会社を立ち上げ順調に推移。途中、悪性リンパ腫を患い、胃の全摘となったが完全回復。鹿児島市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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