内容説明
本書は、シルバーバーチ・シリーズを完訳した今、そうした謎めいたことや「なぜ?」と疑義を挟みたくなることを拾い上げて、可能な限りの資料を駆使してそれらを解明することにより、訳者としての責任を果たしたいという願望から出た企画である。
目次
第1部 交霊会にまつわる「謎」と「なぜ?」(シルバーバーチの出現は「ある日突然」だったのか?;なぜこの時代(二十世紀)に出現したのか?
霊言集が出版されるに至った経緯にも不可解な「?」が ほか)
第2部 なぜキリスト教を諸悪の根源のように言うのか?(弾圧に正面から立ち向かった人たち;学者としての本分を貫いた人たち;「事実」と「信仰」のはざ間で悩んだ人たち ほか)
第3部 資料・文献集(モーリス・バーバネル著:遺稿―「シルバーバーチと私」;フレデリック・マイヤース著「死の真相」―『永遠の大道』より;ジョン・レナード著「「死」の現象とその過程」―『スピリチュアリズムの真髄』より ほか)
「生と死」のテーマに想う―あとがきに代えて
著者等紹介
近藤千雄[コンドウカズオ]
昭和10年生。高校時代にスピリチュアリズム思想を知り心霊実験会(交霊会)にも出席して、死後の世界の実在を確信。明治学院大学英文科に在学中から原典を読み、その翻訳を決意して4年次で翻訳論を専攻。これまでに数次渡英・渡米して著名霊媒・心霊治療家と親交を深めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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