目次
第1章 南支戦線(新塘にて;翁英作戦(翁源英徳) ほか)
第2章 マレー戦線(シンガポール作戦;作戦命令発令の日 ほか)
第3章 ビルマ戦線(ビルマ作戦;水のありがたさ ほか)
第4章 ボルネオ戦線(ボルネオ従軍記;バシイ海峡 ほか)
著者等紹介
岸野愿[キシノスナオ]
明治44年10月17日生まれ。福岡県田川郡川崎町出身。旧制県立田川中学校卒業後、川崎産業組合に勤務。昭和14年8月、小倉歩兵第十四聨隊応召、第五中隊配属。同年11月、南支派遣の征途に就き、広東上陸後、歩兵第百十四聨隊第五中隊に編入。昭和15年4月「勲八等白色桐葉章」叙勲後、広東付近警備を経て第二大隊本部付経理室勤務。昭和17年1月、タイ国シンゴラ上陸後、マレー半島、ブキテマ高地・シンガポールを掌中に収め、同年4月、ビルマ・ラングーンからメイクテーラ付近警備に尽瘁。昭和18年1月、召集解除となって凱旋。昭和19年7月、再び久留米歩兵第四十八聨隊補充隊に応召。北ボルネオ島にて独立歩兵第四百三十二大隊第三中隊編入。終戦を迎え、昭和21年4月、復員。以降は、農業一筋に由緒ある家門、岸野家の繁栄を支えるとともに、住民の厚い信望を得て地元発展に貢献。陸軍兵長、川崎町農業協同組合理事、川崎町民生児童委員、川崎町中田原行政区長を歴任。平成17年12月26日、永眠。享年94歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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