柏艪舎ネプチューン(ノンフィクション)シリーズ
三浦綾子最後の小説「銃口」を読む―綴方事件とそのモデルたち

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434081958
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

小説『銃口』の登場人物とそのモデルとなった人物を比較する一方、関係者へのインタビューや貴重な資料を紹介しながら、戦前に起きた「綴方連盟事件」を検証していく。

目次

第1章 「綴方事件」の経緯と背景
第2章 壺井栄(大石先生)と三浦綾子(北森竜太)
第3章 マスコミにおける『銃口』のモデル報道(各紙のモデル報道;小川文武の文集『町の子』と「生活綴方」)
第4章 「綴方連盟事件」(「北海道綴方教育連盟」結成と活動;「綴方連盟事件」 ほか)
第5章 『銃口』の舞台と生活綴方実践のモデルたち(『銃口』というタイトル;銀座界隈と三浦(堀田)綾子が通った大成小学校
三浦(堀田)綾子の教師像と河内三造・坂部久哉 ほか)

著者等紹介

佐藤将寛[サトウショウカン]
1943年、北海道室蘭市生まれ。北海道教育大学釧路校を卒業し、十勝・網走管内で教職に就く。その後、兵庫教育大学大学院で国語教育、児童文学を学ぶ。公立小学校長を定年退職した後、短期大学・専門学校講師を経て、現在フリー。各地で絵本の読み聞かせ、文学、創作のほか教育問題をテーマにした講演等の活動を行なっている。日本児童文学学会北海道支部事務局長、北海道立文学館評議員、日本児童文学者協会所属。趣味で、手打ちそば工房「しょう庵」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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