内容説明
本書は、25年間のセラードコーヒーの歩みと、セラードコーヒーの挑戦とその成果について、季刊「珈琲と文化」誌に連載したものを中心に、一冊にまとめたものです。また、この数年、世界的に、スペシャルティ・コーヒーが注目されていますが、スペシャルティとは何か、セラードコーヒーがそれにいかに対処しているかも記してあります。
目次
ブラジル産セラードコーヒーとスペシャリティー
セラード開発とセラードコーヒー
世界のスペシャリティ・コーヒーの状況とブラジル
生産国と消費国を結び付ける胎動
コーヒー価格と生産者の問題
100年の“ブラジルらしさ”が見直される時
“100年間のブラジルらしさ”は、21世紀に続かない!
コーヒー21世紀生産体制に向けて
セラードコーヒーはリーズナブル
21世紀の消費拡大に貢献する生産現場の底力
セラードコーヒー
C.P.C.スペシャルティがセラードを揺るぎないものにする
マーケティングの差別化は独自豆の確保から
世界舞台にセラードコーヒーが登場
ブラジルコーヒーの縛りから「セラードコーヒー」が独立
ライフワーク ウィズ マイロマン・フォーエバー
著者等紹介
上原勇作[ウエハラユウサク]
1943年、長野県生まれ。青山学院大学経済学部卒業。中国大連科学技術大学客員教授。金沢大学講師。日本コーヒー文化学会理事。株式会社セラード珈琲代表取締役。日本とブラジル政府共同によるセラード地域開発に深く係わり、(株)セラード珈琲を設立し、今や世界でも有数な優れたコーヒーを生産。それをもっと日本の人達に飲んでほしいと、努力と研究を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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