たすきがけの湯布院 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434079665
  • NDC分類 601.195
  • Cコード C0036

内容説明

日本の映画人と映画ファンが町の人たちと一緒になって飲み、食い、語り合う「湯布院映画祭」。星空の下でクラシックの生演奏を聴こうという趣旨で始まった「ゆふいん音楽祭」。都会の人たちと契約を結んで牛の飼育をし、ひいては由布院の自然、原野を守ってゆこうという農家には経済補填を、都会の人には自然を、という一挙両得の「牛一頭牧場運動」などなど。アイデアと実行力だけで勝負!というビンボー世帯の奮戦。由布院人の町づくりの手法、思想を、町づくりのリーダーが、自ら書いた傑作物語。汗と涙と笑いの数々。

目次

初めに台風ありき
揃ォた揃ォたよ、踊り子が揃うた
つむじ風宣伝隊
西九州号が走った
おかしくも素敵な二代目たち
由布院の味を求めて何百里
〈郷土料理の里〉売り込み作戦
天皇陛下のパンフレット
ロンゲスト・ヤード
「ふるさとの歌まつり」狂騒曲
孤立する観光軍団
自然を守る会が誕生
ヨーロッパ珍道中
それからどうなったか?

著者等紹介

中谷健太郎[ナカヤケンタロウ]
1934年(昭和9年)、大分県北由布村に生まれる。1957年、明治大学卒業後、東宝撮影所に入社。稲垣浩などの下で助監督を務める。1962年、父の死により帰郷、旅館亀の井別荘を継ぐ。ゆふいん音楽祭、湯布院映画祭、ゆふいん文化・記録映画祭、牛喰い絶叫大会などのイベントを次々に企画。郷土料理開発にも力を注いできた。湯布院町商工会長などを歴任。2001年5月まで、由布院温泉観光協会会長として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬参仟縁

17
5年前、中谷健太郎氏の講演会に参加した 覚えがある。 市町村合併では、 湯布院町→由布市になったという (2005年、1頁)。 遠隔地なので、その認識はなかった。 この本のサイズは縦長で、 頁を捲りやすい構造である。 中谷さんは痔疾である(31頁)。 仲間意識が芽生えた。 1970年には暴力団放免祝事件(161頁~) なんて書いてあるので、 苦労した時代があっての まちづくりの成功に繋がっているのだ。 2014/05/11

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