内容説明
親しく交わって鬼籍に入った文学の師と友人達との消息をきれぎれに綴る本音の哀傷歌。
目次
武田泰淳―文章千古事
榊山潤―古武士の肖像
色川武大―優しき無頼派
菅原国隆―三面観世音実像
中河与一―奇怪な師弟関係
駒田信二―三つの文机
松村肇―ロマンの落武者
尾崎秀樹―近くて遠い人
西野辰吉―陰の交流
林富士馬―文壇のドン・キホーテ
萩原葉子―一意変身
著者等紹介
大森光章[オオモリコウショウ]
大正11年、北海道生れ。明治大学文芸科中退。「ラマンチヤ」「三田文学」「文芸日本」「円卓」「文学界」「新潮」等に作品を発表。芥川賞候補3回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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