内容説明
どんなに生活が欧米化し、どんなに我々がペットとともに暮らそうとも、我々の心の中には、日本人特有の動物観がしみついている。アニマル・セラピー、ペットロス、動物愛護、現代の動物問題に向きあうときにも大きなヒントを与えてくれる。
目次
序章 日本人とヨーロッパ人の動物観
第1章 神話の世界
第2章 仏教思想の浸透のなかで
第3章 中世説話とお伽草子類
第4章 近世の怪異譚
第5章 古代・中世・近世の説話と現代の昔話
著者等紹介
中村禎里[ナカムラテイリ]
1932年東京都に生まれる。都立大学理学部卒。1967年から立正大学教養部勤務、講師、助教授、教授を経て、95年から仏教学部教授、02年から立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。