内容説明
西南戦争の翌年、琵琶湖上空に巨大な黄金の龍が飛翔した。それは、蝦夷地のさらに北に位置する幻の小藩・“北影藩”の科学力が生み出した“龍船”だった。大西郷と大久保卿に己の夢を託した二人の武士が巻き込まれる、波乱万丈・奇想天外の冒険譚。
著者等紹介
草薙渉[クサナギワタル]
1947年和歌山県生まれ。日本大学経済学部卒業。’89年『草小路鷹麿の東方見聞録』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。’06年6月現在、雑誌『優駿』に掌編小説連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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