内容説明
第19回小説推理新人賞(双葉社)受賞の著者が「旅」をテーマに描いた、ある意味でミステリーともいえる4つのストーリー。旅の神様はいったいどんないたずらを仕掛けるのか。
著者等紹介
香住泰[カスミタイ]
1951年、京都府生まれ。同志社大学卒業。兵庫県在住。1997年、『退屈解消アイテム』で第19回小説推理新人賞受賞。2001年、『水都・乱出逢』で大阪ミレニアムミステリー賞・大阪21世紀協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
83
旅の恥はかきすてなどと昔から言われているが、旅でも日常でもそう人は変わらないものだと感じた。この場でしか会わないから横柄な態度をとる…でもそれは本人でも気づかないうちに日常でもやっているのだと思う。今回の4つの旅は本当に聞いていて嫌な感じがするくらいの人達が出てくる。世の中にはこんな人達ばかり…なんて思ったりしたが、それは一方的な見方で、別の人からしたら私もそうかも…とそら恐ろしくなった。今回入院生活をしてみて、人の気持ちを察する大切さを学んだ。私も甦らせてもらった一人なのだ。2014/02/22
ga-ko
6
旅の短編集。とんでもなく災難な旅もあれば、とんでもなく良かった旅もある。自分がまいてきた種であったり、ただただ巻き込まれたり。でも最後の話で少女から学んだ男性の話が印象的。同じ行いでも、視点を変えれば悪意に感じたり、人の親切に気づいたり。2025/01/24
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