馬賊戦記〈上〉―小日向白朗 蘇るヒーロー (新装改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434067457
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「馬賊戦記」には、およそ男と生まれてこのうえ希うべくもない人生が描かれている。栄華を極めるでもなく権力を望むでもなく、ひたすら虹を追って満洲の広野を疾駆する英雄の半生記。まさに、血沸き肉躍る。

著者等紹介

朽木寒三[クチキカンゾウ]
本名・水口安典。大正14年北海道生まれ。東京農工大学卒業。在学中に召集され、中国戦線に従軍。「馬」を扱う兵士の苦しみを体験したことが、爆発的人気を呼んで超ロングセラーとなった馬賊物の最高傑作「馬賊戦記」(昭和41年発刊)を生む下地になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

3
大正時代に中国に渡り、馬賊の総領に登りつめた小日向白朗を描いた作品。本人から聞いた実話だそうです。馬賊の捕虜になり下っ端から初めて活躍し、頭領となり、また張作霖の軍にも参加するなど、本当に実話かよと思えるほどのヒーローものです。誰にでも好かれるような人物とはどういう人物なのか、そんな人に会ってみたい。2014/11/15

安曇礼

0
ほぼ一気読みでした。事実は小説より~と言いますが、これが実話と言うのはすごい!2014/09/17

ぶな

0
上巻はドキドキハラハラの連続で、近年中々読めない様な冒険物語です。ノンフィクションとして出版されていますが、事実関係の確認は難しい内容です。これは軍ではなく個人で活躍した人の話だから良いですが、戦争に絡んだこうしたお話は、古臭いという以上に、好戦的とか日本軍の誤った美化といった理由で読まれなくなっている気がします。石光真清の手記と同様、残って欲しい本です。2011/10/27

アヴィ

0
子どもの頃の思い出深い漫画に横山光輝の狼の星座があります、中国大陸を舞台に活躍する日本人馬賊を描いたものですが、本書が原作になっています。 一読して思ったのは、漫画的な脚色はあるがほぼ原作通りだということ。こんな痛快な物語が、戦時下の大陸にあったことは、やはり歴史の1ページとして誰かが語り継がなければいけないでしょう2024/08/12

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