「風景」という虚構―美術/建築/戦争から考える

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434067082
  • NDC分類 704
  • Cコード C1070

内容説明

遠近法的錯覚としての「風景」。ナショナリズムとしての「風景」。虚構(フィクション)としての「風景」。「風景」を読み解く。

目次

第1章 「風景」とは何か(「風景」の誕生―「landscape」から「風景」へ;「風景」とナショナリズム―志賀重昂『日本風景論』を読む ほか)
第2章 美術のなかの「風景」(シンプリシティのなかの「風景」―蔡國強の茶室プロジェクト;すべての決定を「現場」に委ねよ―川俣正の「Site Construction」 ほか)
第3章 都市と建築のなかの「風景」(アメリカニズムのなかの建築と「風景」―フランク・ロイド・ライトの「クリティカル・リージョナリズム」以後;緑のリノベーション ほか)
第4章 戦争のなかの「風景」(バグダッドでゴドーを待ちながら;ネガティヴ・ホライズン―「速度」と「漂流」が織りなすポール・ヴィリリオの「風景」 ほか)
第5章 音と光の「風景」(ツーリズム、方言、サウンドスケープ―柳田國男のメディア的「風景」;ミニマリズムから光の彫刻へ―美術と建築が交差する「風景」)

著者等紹介

暮沢剛巳[クレサワタケミ]
1966年、青森県生まれ。武蔵野美術大学、女子美術大学短期大学部、桑沢デザイン研究所非常勤講師。美術、建築、デザインに関連する執筆活動を行っている。美術評論家連盟(AICA)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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