内容説明
日々は移ろい、ドイツは変化し、旅は進化する。優れた旅行史書『旅行の進化論』の翻訳者である著者夫妻は、ドイツ人の友情に支えられて、精力的に古都を巡る。等身大の生のドイツに触れた実年の旅一か月。精緻で鋭い観察眼をもって文化・世相・人々等々を綴るドイツ紀行の珠玉の書。
目次
機内の大冒険
「あのホテルにだけは泊まるな!」
鍵が開かない
このドイツ旅行の目的
寝不足の特効薬
ノーベル賞受賞者を教えた高校の先生
元ビジネスマンヴィルヘルムの人生
日本人女性を妻に
ドイツ最古のホテル
頭端駅の乗り換えは大忙し〔ほか〕
著者等紹介
林健生[ハヤシタケオ]
1935年生まれ。東京工業大学建築学科卒。西ドイツ政府留学生(1964‐67年、ベルリン工業大学で計画学・ケルン大学で生涯学習論)。エッセイ市国民大学研究員・講師(1974年)、生涯学習総合研究所/共同調査計画研究所長。文部省・自治省各種委員、立教大学・流通経済大学非常勤講師歴任
林龍代[ハヤシタツヨ]
1961年横浜国立大学卒、川崎市立中学で理科・音楽の教鞭をとる。結婚後、夫とともにベルリン在住(1964年から66年)。共同調査計画研究所員。文京区千石図書館づくり運動の中心メンバー。18年間、お話会ボランティア活動をおこなう。日独協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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