内容説明
空への強い憧れを胸に、幾多の困難を乗り越えて女性最年少プロパイロットとなった理子。ようやく夢と希望をつかんだかに見えた彼女を待ち受けていたものは…。元航空機機長の著者が取材や資料を基に綴る。創栄出版賞「優秀賞」受賞作品。
目次
第1章 少女時代(武家の血を引く理子;弟を庇う ほか)
第2章 試練時代(パイロット練習生;パターソン飛行学校 ほか)
第3章 活躍時代(最年少女性パイロットの誕生;結婚 ほか)
第4章 遭難(挫折;捲土重来 ほか)
著者等紹介
吉田和夫[ヨシダカズオ]
1932年京都生まれ。1956年9月神戸商船大学(現・神戸大学)航海科卒業。1956年10月日本航空(株)に航空士要員(フライトナビゲーター)として入社、航空士を経て1967年ボーイング727型機械長、DC8型機械長、1974年ジャンボ機(B747型)機長、操縦教官、主席操縦士。1989年9月運輸大臣表彰。飛行時間16156時間。1992年9月定年退職。『遙かなる雲の果てに―若き女性パイロットの死』で創栄出版賞「優秀賞」受賞
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