層としての学生運動―全学連創成期の思想と行動

個数:

層としての学生運動―全学連創成期の思想と行動

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 518p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434061189
  • NDC分類 377.96
  • Cコード C0095

内容説明

武井昭夫学生運動論集。

目次

1 全学連の出発―その闘争目標はなんだったか(一九九八年~二〇〇四年)(新しき未来の僚友たちへ―全学連結成五〇周年を迎えて;闘いのなかから生まれた全学連結成とその後の展開 ほか)
2 「層としての学生運動」―その大衆性と戦闘性(一九四八年~一九五一年)(転換期に立つ学生運動―その新しき発展のために;新制大学の意味するもの―九州学連に送る手紙 ほか)
3 運動再建のための提言(六全協後―一九五六年)(この沈滞はなぜか 科学的方針の欠如を克服せよ―東大教養学部学生自治会常任委員会の活動一般方針書をめぐって;『日本の学生運動』(東大学生運動研究会編著)への批判的註釈―自己の運動への真摯な批判・総括からの出発を望む)
4 日本学生運動史年表(敗戦から六〇年安保まで)

著者等紹介

武井昭夫[タケイテルオ]
1927年横浜市に生まれる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/12/19

ミスター

1
この作品を読むまであのトリッキーな花田清輝から左翼馬鹿一代のごとき武井昭夫が生まれてくる必然がわからなかった。武井の思想の発端は「敗戦」にあって、その点では悔恨共同体を基調とする平和勢力と変わらないのだが、「革命中心のものの見方」をするゆえに戦後民主主義が持っていたナショナリズムを全共闘に先立って批判していたのである。だから武井の敗戦から「戦争の中止」を意味するのではなく「戦争の中断」を意味しており、運動族として戦争していたと言える。その点で武井自身は嫌っているものの、極めて武井は全共闘であったといえる。2018/12/12

トックン

0
花田イズムの継承者の運動論。1948年に開始された「全学連」は日米双方に対して牙を剥く。全学連の特徴は、アメリカによる占領統治下に行われたということ。レッドパージのCIEイールズ声明に対する闘争は米批判の例であり、ポツダム体制に対しては日の上からの民主主義に対する不満を表す。ここで武井は「層」という概念を提唱するだ。学生が層として運動し、大衆へと働きかけることで民主主義擁護の意識が草の根的に拡がりひいては国際学連と結びつき国際的運動へと発展する。しかし50年以降、層は族Tribe(太陽族等)へ縮小された。2017/04/04

いすくら

0
学生運動史としての大きな流れとして「層としての学生運動」が提起されたということは知っていたが、それが一つの論文ではなく共産党に「指導」される立場としての一つ一つの運動(および論文)の中から次第に確立されて行った立場だとは知らなかった。またミヤケンが学生による運動に好意的だったのも初耳。2018/06/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/218441
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。