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内容説明
戦艦大和の元乗組員が子供たちに語る戦争の時代と実戦の悲惨さ―未来に引き継がれる「非戦の誓い」。
目次
１ ようこそ大和へ！
２ 小学校時代
３ 中学校時代
４ 海兵団入団
５ 海軍の生活
６ 大和に乗った日
７ 出港
８ 沖縄出撃
９ 大和の最期
１０ 重油の海
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misaru
3
18歳で戦艦大和乗組員になり生き残った、八杉康夫氏の聞き書きの本。元々子ども達に語られたものなので、読むのは大人には簡単で一時間もあれば十分。だが内容はとても重く、読み終えてからずっと胸をギュッと掴まれているような感覚がある。 子どもへの話なので、簡潔で無駄がない。でも大切なことはしっかりと伝えられている。この本による、戦争は絶対やってはいけない、自分の命を大切にしようというメッセージは、歴史の一場面を掻い潜った体験者による貴重な言葉だ。こんな本が絶版になっているのは本当に残念だ。 海軍豆知識もいい。2016/08/22
