信州と福沢諭吉

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  • サイズ B6判/ページ数 149p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434052484
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

激動の続く幕末、学問をもって身をたてることを志した諭吉は、機会を捉えて何度も欧米に旅行し、西洋事情をつぶさに学びとった。そして日本の近代化促進を切望した彼は、慶応義塾を創設して人材育成に努め、多くの啓蒙書を書くとともに、自らも積極的に経営・経済活動を行った。彼はいわば百年後の経済大国の基礎を作ったのではないか。本書では、あまり知られていない諭吉と信州の関係について説く。

目次

第1話 福沢家のルーツは信州
第2話 極楽往生は善光寺参り―諭吉の信州漫遊
第3話 信州の生んだ佐久間象山と福沢諭吉
第4話 信州からの適塾入門者―沼田芸平と後藤元哲
第5話 優秀な人材と西洋医学を育てた緒方洪庵
第6話 若き日の諭吉
第7話 信州出身の秀峰たち

著者等紹介

丸山信[マルヤママコト]
1929年長野県生まれ。1953年慶応義塾大学文学部卒業。慶応義塾大学福沢研究センター所員。上田女子短大教授、図書館長。日本図書館協会図書館用語委員会委員長
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

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信州にも福沢とつく地名が11あるようだ。『時事新報』明治29年11月15日を引用し、「深く潜める天授の資質を開発して人生の用をなさしむるは、すなわち、教育の効用にして、」(26ページ)とある。教育の実学志向は知っていたが、信州の人と福沢先生とのかかわりが多いようだ。20名以上に及ぶ。2012/06/29

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