内容説明
不振の外食産業で、唯一成長へのストーリーが描ける「業態創造」に挑戦する小僧寿しチェーン。その前に立ちふさがるマネジメントの厚い壁にどう立ち向かうか。フードビジネスの1つの焦点をフォーカスする書。
目次
第1章 和製ファスト・フード・サービス業態の確立を夢見る(小僧寿しチェーンは、どういう店なのか;当チェーンの顧客はだれなのか ほか)
第2章 差別化のための戦略構築を図る(小僧寿しチェーンの商売の特徴;当店の業態コンセプトの確認 ほか)
第3章 利用頻度の多い顧客に焦点を絞って対応(フォーカス)する(小僧寿しチェーンのお客様;お客様の要望を聞き、不満、苦情のない対応 ほか)
第4章 業態概念(どういう店なのか)を細目化する(F・F・Sその四〇章)
第5章 フランチャイズシステムが当チェーンのビジョンを実現させる(新しいビジョンと実現ステップ;小僧寿しチェーンの商売の考え方 ほか)
著者等紹介
山木益次[ヤマキマスジ]
1936年5月、堺市生まれ。1954年天満高校定時制中退。大阪・船場の材木問屋を河きりに牛乳配達、セールスマン、皿洗い、調理見習い、ボーイ等を転々。1961年に家業手伝い(寿し見習い)、翌年支店を任されたが、営業不振のため出前寿し店から仕出し弁当屋に業態を変え、さらに小僧寿しチェーンの原型となる持ち帰り寿し店を始める。1965年、株式会社『鮨桝』を設立して代表取締役となる。1970年に組合問題、東京進出の責任等で社長を辞任。1972年2月、株式会社『小僧寿し本部』を設立、社長に就任。現在、同社の相談役として小僧寿しチェーンを率いる。この間、1979年には売上高531億円をあげ、外食産業日本一になった。1989年に店舗数が2,300店を超え、1993年には売上高1,056億円を記録している
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