内容説明
人類が、これから先も不安を感じることなく地球に住み続けようとするなら、消費している物の特徴についてよく考えるべきであろう。自然界の移動循環過程で再生し続けているような物なら、量は有限でも無限に繰り返して使うことができる。しかし、再生の見込みのない物は、使い続ければ完全になくなってしまう。将来は、このような再生の見込みのない物に頼ることはできない。
目次
1 人類の誕生
2 人類の大移動
3 牧畜と農耕の始まり
4 現代社会の成立(所有という意識;殺し合い、戦争;知識の伝達;人間社会の不安;食糧生産の役割;植物と人間;自然破壊;自然の仕組みの中で;宗教)
5 これから
著者等紹介
山口洋之[ヤマグチヒロユキ]
1953(昭和28)年茨城県生まれ。名古屋工業大学大学院卒業。株式会社TYK(岐阜県)に入社後、海外出張で各地を経験。その後、三井金属(福岡県)へ転職し、仕事の合間に阿蘇で乗馬を楽しむ。更にその後、タクシー会社(福岡県)に勤務。現在、仕事を離れて愛知県に在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。