内容説明
その生涯を臨床にかけためまい治療の世界的権威が語る厳しくもあたたかい幸福な医療への鍵。医療不信へのひとつの答えがここに。
目次
序章 問診とお金と時間―医療不信
第1章 他人のいのち―医療ミス
第2章 一体どうして待たされる―待合室
第3章 お題目としての親切か―サービス
第4章 どこかへ消える話―狂牛病と真実
第5章 政治か医療か―ニッポンの医療
第6章 そこに患者さんがいるから―臨床医
第7章 医療ってなんだ―瞬間に生きる
著者等紹介
坂田英治[サカタエイジ]
1930年静岡県生まれ。医学博士。埼玉医科大学名誉教授。ドイツ・ローストック大学名誉博士。新宿恒心クリニックめまい・平衡障害・耳鳴りセンター長。順天堂大学医学部卒業後、東京大学大学院博士課程修了。二度のドイツ留学後、順天堂医科大学、東京労災病院、埼玉医科大学を経て、現代の難病といわれる「めまい」「耳鳴り」の治療研究に精力的に取り組み、その先駆者として後進の指導にもあたる。今なお、現役臨床医として活躍中。1969年医学書院綜合医学賞受賞。1987年「メニエール病治療法の開発」により耳科学のノーベル賞といわれる「プルキンエ金賞」受賞(チェコ)。2004年「社会文化功労賞」(日本文化振興会)。「世界平和大賞」受賞(米国リンカーン記念平和財団)
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