内容説明
超A級プログラマの秘密の「技」を公開。
目次
基本操作
2の冪乗の境界
算術的な境界
ビットの数え上げ
ワードの探索
ビットやバイト単位の並べ替え
乗算
整数除算
整数定数による除算
いくつかの初等関数
数の表現のための一風変わった基数
グレイコード
ヒルベルト曲線
浮動少数点
素数に関する式
4ビットマシンのための算術表
ニュートン表
著者等紹介
ウォーレン,ジュニア,ヘンリー・S.[ウォーレン,ジュニア,ヘンリーS.][Warren,Jr.,Henry S.]
IBM社に40年間勤務していた。その間、陸軍のさまざまなコマンドコントロールシステムの開発やニューヨーク大学のジャック・シュワルツの下でSETLプロジェクトにも従事した。1973年以降、IBMの研究部門でコンパイラとコンピュータアーキテクチャを研究していて、最近はBlue Geneペタフロップコンピュータプロジェクトに従事している。また、ニューヨーク大学クーラント研究所からコンピュータ科学の博士号を得ている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
4
ハッカーと銘打つが、ベースを構築したプログラマがさらに作業をアート的に効率化するプログラミングの高度で繊細な内容の16章が紹介されている。2の冪乗や算術の境界、ビットの数え上げやワード検索、乗除算や初頭関数、変わった基数やグレイコード、ヒルベルト曲線や不動週数点等の千歳な分析と操作手順が示される。プログラミングに美しさを求めるゆえに、そうでない操作には厳しく(IEEE算術は美しくない等)、どのようにして表現可能な数値に「丸められている」かが重視される。ビットマシンのめたの算術表とニュートン法が付録にある。2018/04/11
Humbaba
2
ハッカーというと,マイナスのイメージが付けられてしまっているが,実際にはそのような意味はない.ただし,内容がビット演算なので,ある程度前提となる知識を持っている人でないと読んでいても何を言っているのか分からなくなることは多いだろう.2010/07/30
miwarin
1
CPUの気持ちになって考えよう/如何にしてstep数を減らすか、ビット演算を駆使するかという。パッと見て何をやってるのか分からん....2014/12/07
yk
1
過去読。整理登録。2013/10/14
ひろにぃ(雑学大好き)
1
昔、メモリーも少なくCPUパワーもプアだった頃は、サイズを如何に小さく出来るか?ってことに精力を傾けていたが、今は多少冗長でも読みやすさを重視する。でもこういうのはパズル的要素もあって楽しいのも確かなんですよね。