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戦争でだれが儲けるか―明治以来十五年戦争に至る戦争経済の実態と戦後の継続

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434046605
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0095

内容説明

戦争ほどボロい商売はない、だれにとって?十五年戦争の教訓を忘れつつある日本と日本人への警告の書。

目次

第1章 序論―一軍需工場での敗戦体験から
第2章 十五年戦争時の国内経済
第3章 戦争経済の実態―拡大する戦争費用・臨時軍事費
第4章 壊滅への道をたどる戦時下日本の経済力、戦闘力
第5章 臨時軍事費による経済破壊と侵略
第6章 戦争費用(戦費)の調達
第7章 戦争経済史から見た日本の近代―戦争経済に至る日本の資本主義経済の変遷
第8章 戦後日本の軍需産業の復活と肥大化
第9章 終章―現代の日本人に問われているもの

著者等紹介

沢昌利[サワマサトシ]
1917(大正6)年、福井県敦賀市生まれ。旧制中、工専卒。1938(昭和13)年臨時召集、第一期陸軍技術幹部候補生として陸軍工科(兵器)学校卒業後、中国山西省大行山脈中を転戦。1942(昭和17)年召集解除。1945(昭和20)年再召集、技術軍曹で敗戦を迎えた。1942年(昭和17)年の召集解除後、住友金属より金属工業統制会技術部に出向、戦時統制経済の末端業務に従事、太平洋戦争時の戦時経済の跛行性と脆弱性をうかがい知る。戦後、日本ステンレスを解雇後、自営業を経て東京で中小機械工業会社を経営、定年退職後、著述に専念して現在に至る
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感想・レビュー

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Hiroki Nishizumi

1
戦になると人は狂う。あるいは狂うから戦になるのか。最先端技術は軍需産業との結びつきが強く、単純に駄目といは言えない面もあると思う。人間としてどう生きるのかよく考えたい。2025/01/21

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