内容説明
知的障害のある児童生徒の学校から社会へ、そして子どもから大人へという人生の重要な移行期に、彼ら彼女らが主体的にこの移行の課題に取り組むことを大切にしながら、教育・福祉・職業等の関係者、そして保護者がどのように協力し支援していくか。本書はこのようなテーマを論述したものです。
目次
第１章 新たな進路指導・「移行支援」への転換（進路指導の歴史的展開；進路指導の現代的実践基盤 ほか）
第２章 主体的な進路選択―進路学習の実践（進路学習を位置づけた進路指導；進路学習の実践）
第３章 学校から地域社会へ―個別移行支援計画の活用（アメリカ合衆国の個別移行計画（ＩＴＰ）
東京都の個別移行支援計画 ほか）
第４章 地域で働く・暮らす―就労支援・生活支援（就労支援の施策と職業リハビリテーション；就労支援の実践 ほか）
第５章 豊かな余暇・文化活動―生涯学習支援（大学公開講座の試み；養護学校の生涯学習支援 ほか）
著者等紹介
松矢勝宏［マツヤカツヒロ］
東京学芸大学名誉教授・目白大学教授・全日本特別支援教育研究連盟副理事長・日本知的障害福祉連盟理事・日本発達障害学会理事・内閣府・厚生労働省・東京都等の各種委員・養護学校進路指導研究会・障害者就業支援研究会の主催・大学公開講座を活用した「本人講座」の主催
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