内容説明
八〇年にわたる生涯で出会った人々の中に「師」と「友」を見出し、たんに社交でなく、その学識と人格に限りない敬意と友情を抱いて綴る交遊録。
目次
内垣啓一君の思い出
坂内和夫君の思い出
山上八郎先生と私
前田一良先生のこと
与次郎と三四郎―京都府立医科大学予科時代の大段智亮君と私
下程勇吉先生と私―一周忌にあたって
臼井竹次郎先生と私
ピアニスト永野精一氏、師・野辺地勝久との出会いを語る
松田定夫君と私
天野高信先生を偲ぶ〔ほか〕
著者等紹介
深江浩［フカエヒロシ］
１９２６年２月２８日、京都市岡崎の地に生まれる。京都府立一中、京都府立医科大学予科を経て、１９５０年京都大学文学部卒。大阪府内の中学校、高等学校教諭を歴任後、京都薬科大学助教授、教授（人文・語学系）。同志社大学、立命館大学、花園大学各文学部、滋賀医科大学、大阪府立看護大学医療技術短期大学部各教養課程非常勤講師を勤む。現在、京都薬大名誉教授。日本社会文学会理事
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