内容説明
沖縄で「木の家」を建てたい。木造の不安や疑問にすべてお答えします。
目次
第1章 沖縄で快適な家をつくる(どうして沖縄で木造なの?;沖縄の家づくりは、いまこうなっている)
第2章 沖縄に根ざす「木の家」の記憶(天然素材にできるだけこだわる;沖縄型在来木造への挑戦 ほか)
第3章 失敗しない家づくり(欠陥住宅にしないための注意点;リフォームの重要性)
第4章 挑戦するハウスビルダー(台風が来ても全員出社;ささやかなる「わが志」)
第5章 「私たちはこんな家を建てました」―百人百家、百家百笑(求めていたのは木を多く使う家であること、使う部材も天然素材であること。それがエコハウスで実現しました―M邸;木の香りに包まれる家。どんなに暑い日でも、クーラーはいりません―K邸 ほか)
著者等紹介
比嘉武[ヒガタケシ]
沖縄木造住宅研究室室長、(株)T&T代表取締役。1950年沖縄県生まれ。国内外の放浪生活をへて沖縄に戻り、設計・施工を一貫して行なう(株)T&T(社名Think&Try=考動)の前身の会社を78年に創業。「台風が来ても全員出社」「現場でのお茶のお気遣いはいりません」「クレームが発生したら即行動」など、お客様の視点に立った家づくりを徹底して行なっている。鉄筋コンクリート造住宅の多い沖縄県で、89年に木造住宅をはじめて手がけ、以後、沖縄のハウスビルダーのけん引役として、良質の木造住宅の普及に取り組んでいる。技術面でも定評があり、品確法(住宅品質確保促進法)の設計住宅性能評価で木造住宅として沖縄県内第1号を、さらにIBEC“アイベック/(財)建築環境・省エネルギー機構”の次世代省エネルギー評定でも第1号の認定をそれぞれ取得。また、(財)住宅リフォーム・紛争処理センター主催のコンクールで4度の入賞を果たす
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