内容説明
シスター・李海仁は韓国人でカトリック・ベネディクト会の修道女であり、釜山市の名誉市民となっている。彼女の詩は、急速な都市化、産業社会化の進む韓国で、人間としての人情の暖かさを渇望している多くの人々に感動を与えている。彼女の詩の力は、すべての人が悩んでいる孤独と悲しみからくる精神的葛藤をそのまま、誠実に分かち合おうとするところにある。
目次
1 二人でつくる歌(別れの涙;小さな慰め ほか)
2 喜びという指輪は(贈り物の家;道の上で ほか)
3 木の子守唄(草の色に染まった心で;畑も美しい ほか)
4 ある貝殻の歌(森で書く手紙;夢日記 ほか)
著者等紹介
加藤清光[カトウキヨミツ]
大正9年生まれ。東京大学医学部卒。海軍軍医、東大病院勤務を経て、現在加藤医院院長。現在、都内で韓国語同行会を主宰している
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