村の学校の40人―ミス・リード小品集

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434038426
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

南英丘陵地の村の小学校の生活を女教師の眼を通して綴る珠玉の小品集。忘れかけたなつかしい世界をユーモラスに感受性豊かに描く。英国を代表する田園作家ミス・リードの小品40編を収める。名作『村の学校』三部作の基礎をなす宝石の原石のような作品群。

著者等紹介

ミス・リード[ミスリード][Miss Read]
1913年ロンドン生れ。本名ドーラ・セイント。教職出身。第二次大戦後にエッセイをパンチ誌等の雑誌に寄稿し文筆活動を開始。1955年『村の学校』を出版、出世作となる。英国の初等教育や田園生活に題材をとった小説を数多く発表。BBCの脚本家として活躍。英国を代表する田園作家。バークシャー在住

中村妙子[ナカムラタエコ]
1923年東京生れ。東京大学西洋史学科卒業。翻訳家。東京在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュシュ

22
村の学校を舞台にした短いエッセイ集。ミス・リードの村の学校は、このエッセイがきっかけとなったようだ。最初の『幸運の穴ボコ』を読んで虜になってしまった。この著者の子どもへの眼差しが好きだ。甘ったるい感じではないのだが、子どもが愛しく見えてくる。子どもをよく観察している気がする。たのしい川べを読み聞かせている途中で、子どもたちが本物の春のもとへ飛び出していきたくなり、それを許してしまう『本物』、子どもたちが飾り付けをする『収穫祭』、悪ガキ男子たちの『トチの実とジンジャーナッツ』…また読みたい。2019/01/29

joyjoy

1
短編集。「幸運の穴ボコ」、「本物」が心に残る。外出の機会も減り、ソーシャルメディアに助けられている毎日だが、子どもたちがどうか一日もはやく、本物の世界を存分に味わわうことができますように。2020/04/12

うさぎ

1
小さな出来事の寄せ集めのほのぼのする作品集。ミス・リード、制覇いたしました。2014/07/22

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