内容説明
イラク戦争に隠されたアメリカとイラク、ブッシュ親子とフセインの確執と反目。イラク戦争は合法の戦いか、違法の戦いか。アメリカに追随する国、反発する国、傍観する国、各国はどう対応したのか。そして混乱の続くイラクと世界は今後どうなるのかを占う。
目次
第1部 イラク戦争への道(アメリカとイラクの確執と反目(知られざる戦い―イラン・イラク戦争;湾岸危機から湾岸戦争へ ほか))
第2部 イラク戦争(イラク危機からイラク戦争へ;課題と展望(国連の役割と限界;開戦は何故、回避できなかったのか ほか))
結論にかえて―ミニチュア化した「文明の衝突」
著者等紹介
斎藤直樹[サイトウナオキ]
1977年3月、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。1979年3月、慶応義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。1987年7月、マイアミ大学国際問題大学院博士課程(the Graduate School of International Studies,the University of Miami)修了。哲学博士号(Ph.D.in International Studies)取得。現在:東京女学館大学教授、立教大学大学院兼任講師、慶応義塾大学兼任講師、平成国際大学兼任講師。専攻は国際関係論、国際機構論、安全保障論、紛争予防論
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