内容説明
湯布院、玉造、湯河原、白老の温泉保養地ルポ。絶望から希望へ!ストレスと不安の時代に贈る感動のヒューマンドキュメント。温泉医学の専門家=大塚吉則北大教授が語る「温泉と心・からだの健康」も収録。多彩な取材と調査で「充実の温泉保養が低料金でできる施設」や「アブナイ温泉の見分け方と安全快適な入浴法」などの基礎知識も豊富に収録。「女たちのミナマタ」「ノーモアミナマタの開拓者たち」の著者が贈る“癒しのススメ”。
目次
1 いま、なぜ「温泉保養のすすめ」なのか(医浴同源;温泉療養とリハビリが人生を変えた―あるジャーナリストの中伊豆・温泉病院体験記;「過労社会」の日本でこそ湯治バカンスを)
2 「癒しの湯治場」からのリポート(湯布院の三週間;豊かな人間模様十話―ドキュメント「厚生年金保養ホームの日々」)
3 充実の温泉リゾートが低料金で実現できる!―有効に活用したい厚生年金保養ホーム(医療機関と連携した温泉療養;保養ホームの特徴と魅力―白老、湯河原、玉造、湯布院)
4 温泉療養の科学(「温泉と心・からだの健康」―日本の温泉と医療を語る;湯布院の挑戦―温泉で「住民と町の健康」をつくる;温泉を快適、安全に楽しむために;「安全な温泉」をどう見分けるか―レジオネラ菌問題と利用者の対処法)
資料編 温泉療法&温泉療養のできる施設は?
著者等紹介
丸山和彦[マルヤマカズヒコ]
1941年生まれ。医療機関勤務(4年間)を経てジャーナリスト活動に入る。以来ジャーナリストとして30数年、政治、安保外交、社会、環境、医療、社会保障、人権・司法などの分野の取材記者、および論説記者として活動。現在は第一線から離れて病気療養のかたわら、福祉・環境問題などを中心にボランティアネットワークの活動や取材、執筆活動をつづけている。日本ジャーナリスト会議、公害・地球環境問題懇談会、NPOミナマタ、CSネットワーク(運営委員)などに所属
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