内容説明
本書では、胃がんは予防できるかどうかについても含めて、ピロリ菌の最新の情報をお伝えする。
目次
1 ピロリ菌と胃の病気(ピロリ菌の発見により、胃の病気に対する学問的な考え方が変わりました;ピロリ菌はどんな細菌でしょうか?;ピロリ菌は胃の中でどんな悪い働きをするのでしょうか?;ピロリ菌の感染により、胃粘膜はどのように変わっていくのでしょうか?)
2 ピロリ菌と日本人の胃がん
3 当院におけるピロリ菌の感染率と除菌治療の結果(当院での胃の病気とピロリ菌の感染率の関係;当院でのピロリ菌除菌治療の結果;当院での胃がんの症例とピロリ菌の関係)
著者等紹介
瀬戸恵一[セトケイイチ]
昭和6年11月3日、旧満州国満州医科大学に赴任の瀬戸八郎解剖学教授の次男として奉天市で生まれる。父の東北帝国大学転任により、昭和13年仙台市に移る。その後、仙台第2高等学校を経て東北大学医学部を昭和34年卒業、同35年同大学医学部第3内科入局。昭和36年宮城県白石市の公立刈田総合病院内科に赴任、7年間、勤務。昭和43年4月、神奈川県平塚市で義父大草明の開業する産婦人科で内科胃腸科を担当す。昭和44年3月東北大学より博士号を授与される。以後、35年間、内科・胃腸科を続けて、現在にいたる。その間、平成8年、妻を肝疾患の難病で亡くす。平成10年4月、長男雄一を副院長に迎える。現在、父子で医療法人社団内科・胃腸科瀬戸医院(大草医院から改称)を経営している
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