内容説明
仁王門くぐれば牡丹浄士かな―それは旅立った父からの短い手紙でした。末期がんを宣告され自宅で死ぬことにこだわった俳人久松静杜の晩年の作品とそれを見守った家族の物語。ドキュメンタリー遺句集。
目次
春光(四十五句)
光明(四十五句)
稲光(六十句)
散光(七十七句)
残光(五十二句)
来光(二十四句)
著者等紹介
久松ゆり[ヒサマツユリ]
昭和42年、高知県生まれ。立教大学法学部卒。地元テレビ局の報道記者、ディレクターを経て、現在、制作会社プランナー。高知市在住
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