内容説明
本書は、経済学の入門書の一つとして書かれたものである。経済学部に在籍する大学生ばかりか、経済に興味を持つが経済学が難しいと感じている大学生や社会人にも、現実の経済の理解や政策実施の立場から理解しやすいように、経済学や経済政策の文献にもとづいて説いたものである。
目次
１章 交換による最適配分
２章 市場取引による均衡配分
３章 所得の決定
４章 投資の決定
５章 貨幣と債券
６章 市場均衡の安定と政策
著者等紹介
楠本捷一朗［クスモトショウイチロウ］
１９３６年６月２０日京都府生まれ。茨城県つくば市在住。昭和４１年３月横浜国立大学経済学部経済学科卒業。昭和４８年９月米国ロチェスター大学大学院博士課程修了、Ｐｈ．Ｄ（Ｅｃｏｎｏｍｉｃｓ）取得。昭和４９年１月～昭和５４年３月千葉大学人文学部助教授（数理経済学、計量経済学担当）。昭和５４年３月筑波大学社会工学系助教授。平成元年４月～現在に至る早稲田大学経済学研究科非常勤講師（経済数学研究）。平成元年１１月筑波大学社会工学系教授（数理経済学、ミクロ経済学、厚生経済学）。平成２年４月～現在に至る早稲田大学政治経済学部非常勤講師（経済数学）。平成１２年４月～現在に至る九州産業大学経済学部・研究科教授（経済政策）、筑波大学名誉教授。学会および社会における活動等―昭和４８年９月Ｅｃｏｎｏｍｅｔｒｉｃ Ｓｏｃｉｅｔｙ（国際計量経済学会）会員。昭和４８年９月日本経済学会（理論計量経済学会）会員。昭和４８年９月～現在に至るＲｏｙａｌ Ｅｃｏｎｏｍｉｃ Ｓｏｃｉｅｔｙ（英国王立経済学会）会員
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