内容説明
『全ての僕たちが、いつか互いに理解できる日を信じて、僕は人々の話を聞く』「僕」はそうやって生きている。秀才だけれどいくらか問題のある友人の三鷹、ある日シガー・バーに酔って入ってきたメグミ。「僕」が話を聞くことから全てが始まり、次第に心の中を語り合い、そして悲しみや苦しみが溶けあっていく。三人がそれぞれに信念を持ち、進むべき道を探して彷徨い歩いたある冬の物語。
著者等紹介
赤間悠一郎［アカマユウイチロウ］
１９８３（昭和５８）年２月、山形県生まれ。２００３年現在、東京農業大学応用生物科学部に在籍。入学と同時に同大学農友会文芸部に所属
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