内容説明
全国で三十万人以上いると推定される、中学不登校・高校中退者の進路について提言する。学校では、IQ頭の知能指数・標準偏差値を重視し、進学競争の授業が行われている。他の者は学校から見捨てられ、将来に夢も希望も見出せない。教育とは、一人一人の生徒の個性を発見伸長させ、社会で「生きる力」を養うことにあるのではないか。EQ心の知能指数は、IQとは質の異なる頭の良さを示す係数である。IQよりもEQの高い者の方が、社会で成功する率が高いことは事実で証明されている。IQよりEQへの教育の転換なくして、不登校者に未来はない。
目次
不登校・高校中退者に思いやりのある教育15年
不登校者の統計と文部科学省の政策
不登校・少年非行の増加する背景
不登校と少年非行
日本の教育を歴史から考察
戦前・戦後の学制比較
学校は護送船団
近未来の経済・学校の予測
教育の目的と方針
高等学校(普通課程;定時制課程;単位制課程)〔ほか〕
著者等紹介
吉川靖男[ヨシカワヤスオ]
1919(大正8)年愛媛県生まれ。山梨高等工業学校機械工学科卒業。川崎航空機工業株式会社岐阜工場設計課技師。終戦。愛媛県松山工業高等学校教頭。定年退職。学校法人吉川技術専門学園・専修学校愛媛情報技術専門学校設立理事長。不登校・高校中退者教育15年
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