内容説明
本書では、豊かな食生活、電子メディアの普及、少子化、核家族化や塾・おけいこごとの増加などの生活的・社会的環境の今日的状況も視野に入れながら、学校教育、とりわけ、授業指導や生徒指導のなかで集団的な関わりを前提として、教師が子どもたちにどのような指導性を発揮すればよいのかについて、述べています。
目次
1 問題の所在
2 子どもの人間的自立とは何か(集団における三つの発展段階;人間的自立の具体像)
3 子どもの人間的自立を促す指導(共感の「まなざし」で向かい合う;子どもの身(心)に語りかける
肯定部分を発見してねうちづける
子どもの「痛み」や「悲しみ」を共有して、叱り、要求する)
著者等紹介
三橋謙一郎[ミハシケンイチロウ]
1950年鳥取県生まれ。現職は徳島文理大学人間生活学部児童学科教授・学科長、日本教育方法学会理事、現代学習集団授業研究会常任理事。1981年広島大学大学院教育学研究科教育学専攻(教育方法学講座)博士課程修了・教育学修士。研究分野は教育方法学(授業指導、生徒指導、幼児教育方法)
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