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内容説明
アフガンでの対テロ戦は「無限の正義」と名づけられた。今また対イラク戦に「自由」の字が踊る。超大国の言動は国際社会の枠組みを尻目に、覇権主義もあらわなその実態を見せつけている。それに歯向かう者の暴力にいわれはない、といえるのだろうか。カトリック司祭が宗教者の立場から「ブッシュ式論理」の陥穽を衝く。
目次
第1章 唯一の超大国による“グローバルスタンダード”の内実
第2章 「市場原理主義」の実態は“二重基準”以上の横暴である
第3章 パレスチナ問題の放置も強者の横暴である
第4章 「平和憲法」無視が一極支配体制を増長させた
第5章 国益至上主義に代えて真の人類共同体を目指すために
第6章 平和を口にする“世の子”らの行状
第7章 平和を要求する神の子の心
著者等紹介
西山俊彦[ニシヤマトシヒコ]
1935年、山形県酒田市生まれ。61年、カトリック司祭叙階(大阪教区)。1965‐87年英知大学教員、以後平和研究・運動に従事
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