内容説明
本書は実務家の法律論として、実務体験に基づき、民法の保障する解雇自由権を徹底的に追求したものである。
目次
第1章 民法は解雇自由権を保障する
第2章 解雇無効論の法律上の問題点
第3章 労働基準法など特別法による禁止違反の解雇の効果
第4章 使用者自身による自己制限違反の解雇
第5章 解雇自由権の外部的制限としての不当労働行為制度
第6章 解雇無効と賃金債権
第7章 解雇自由権の最強の制限としての判例
第8章 解雇無効判決と集団的示威行動
第9章 解雇と不当労働行為救済手続きの法律上の問題点
第10章 解雇無効と民事訴訟法上の問題点