内容説明
性的虐待を受け転落。非行の道を突き進み、トップ風俗譲に。裏家業の世界で金と権力にしがみついた地獄の十年。やがて精神病院に入院。重度の喘息。そして医療ミスにより生死をさまよう。それでも生きる。胸の奥まで震える感動。一人の女性のありのままの壮絶な人生。
目次
肉体的虐待と非行へ
裏家業のおじさんとの出会い
逃げる…
子供が産めない身体に
新しい権力を求めて
マスコミは大嫌い
精神病と自殺未遂
地獄の底で見つけた光
普通の人の暮らし
地獄から抜け出る〔ほか〕
著者等紹介
三崎綾[ミサキアヤ]
1966年生まれ。十代の時に性的虐待を受け、非行の道へ。風俗譲から、やがてマネジメントする立場となり、十年間、風俗業に携わる。その間、子宮内膜症および精神病で長期入院を経験。やがて、ある出会いにより風俗業から足を洗い、そして結婚。一児の母となる。子供の頃から重度の喘息をかかえ、2001年8月、病院側の薬の処方ミスにより、大きな発作を起こしてしまう。その後、アスピリン喘息テストの実施をめぐり、その精神的後遺症に悩まされることとなる
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