内容説明
若者たちが「やりたい仕事」を探し出すために、どのような知識や体験が必要なのか、また、「学校から仕事へ」の移行についての雇用環境の問題点と、どのようなシステムが整備される必要があるのか、さらに、新しい仕事観に基づいた仕事や仕事づくりの若干を紹介しながら、新しい社会創造と希望について述べる。次に、これまで「カンパネルラ」誌上で取り上げてきた若者たちの働く現場のいくつかを紹介。最後に「カンパネルラ」にかかわり仕事に就いた若者たちが、どんな意思や考え方でその仕事・職業などの進路選択をしたのか。そこでの仕事は希望に叶ったものなのかどうか、悩みや葛藤などを語ってもらった。
目次
第１章 若者たちの「やりたい仕事」探し（「やりたい仕事」は見つかるのか；ゆれる「学校から仕事へ」のつなぎ；もう一つの働き方への模索；フリーターだって権利はある）
第２章 こんな仕事をやっています（「フロン回収」という仕事をつくる；若者に独立・起業のチャンス；廃油リサイクル会社を立ち上げた；ピザーラでアルバイターは何を見つけた ほか）
第３章 わたしがみつけた仕事（現代社会を生きる若者たちのリアリティ―７人の若者がみつけた仕事）
